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タイロッド

タイロッド 使用鋼種

 高張力鋼(CTR)
 
 普 通 鋼 (SS材)

タイロッド 鋼種特長

高張力鋼(CTR)
 
● 強度が大、優れた伸び
普通鋼に比べ高い降伏点と高い引張り強さ。
しかも、普通鋼と同程度の破断伸び率を有しているので、径を小さくする事が可能で取扱い上の不安もありません。
● 取扱いが容易
強度が大きいため、普通鋼に比べて製品重量が半減できるので取扱いが容易になります。
● 高い経済性
同一規模の普通鋼に比べ、製作費・運搬費・工事費が節減出来る。
また、タイロッド自体も大幅に軽量化されるので特に大型岸壁では施工が容易となり、施工期間の短縮となります。
 

普 通 鋼 (SS材)
 
● 長年の実績
長期間の使用実績に裏付けされる優れた安全性。
● 延性に優れ一様伸びが大きい
優れた靱性により設計外の外力(曲げ等)が加わり応力の集中が発生しても、塑性により応力の均一化が進み破断しにくい。
● 施工管理が容易
比較的ラフな使用にもよく耐え安全性も高いので、軟弱地盤の護岸・仮設工事・小型岸壁等に最適。
 

タイロッド 製造方法

アプセット加工
 
アプセット鍛造とは母材の両端部を据込んで太くする方法です。
この加工によりネジ部が本体径よりも太くなりますので、本体径にて強度計算が可能になります。
しかし、アプセット加工は金型を使用して加工する為、ネジ部を長くしたりヒンジ部の形状を変更することは出来ません。
当社では、最も品質が安定し経済性の高い この方法を採用しています。
※アプセット鍛造の特徴としては
● 量産性に優れ経済的です。
● 一般的にマクロ組織が良く、しかも鍛流線の方向が適正です。
● 形状および精度が良く、しかも⻑尺物でシームレスの一体製品が出来ます。
 
 
直ネジ加工
 
タイロッド本体に直接ネジ切り加工する方法です。
本体部よりネジ部が細くなりますので、本体径での強度計算は使用できません。
しかし、鍛造工程がありませんので納期の短縮とネジ部の長さ変更が可能となります。
 

タイロッド 製造工程

タイロッド 定着方法

タイロッド 標準組立図

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